1.開発過程

 元々は、川がなくても街中で発電ができないかという発想から、小型の水力発電の研究を始めた。

 始めはシーソーのようなレールに水を流し、中央で発電機を取り付けたプロペラを回して発電させるものだった。これにより、ある程度の水さえあれば環境や天候に左右されず発電が可能になると考えられたが、水の流れが一瞬であり、発電する時間が短い上、水の量を増やすとシーソーを反転させるのに多大な力が必要になった。特に水力発電の前提条件として、河川のように常に流れ続けていなければあまり効果がないことに気づくことができた。

1-1.第1弾(グラビティ24の始まり)

1-2.第2弾(回転運動を取り入れる)

1-3.第3弾(バランスに注目)

1-4.第4弾(原点に戻る)

1-5.第5弾(現在)

2.動作の様子

3.他の発電

 現在、電力を得るために様々な発電方法がとられている。下記に代表的な発電方法のメリットとデメリットを簡単に示す。

☆火力発電
 〇メリット
  ・高出力で安定した供給ができる。
  ・出力コントロールがしやすく、消費量の変化に対応させやすい。
 ●デメリット
  ・CO2を排出することで地球温暖化の原因となる。
  ・燃料資源が有限である。

☆水力発電
 〇メリット
  ・自然エネルギーであり、再生可能である。CO2の排出がない。
  ・水資源が豊富である。
 ●デメリット
  ・発電にダムが必要になる。
  ・天候によって、発電が制限される。

☆原子力発電
 〇メリット
  ・より高出力で安定した供給が可能。
  ・CO2の排出が少ない。
 ●デメリット
  ・放射性廃棄物がでる。
  ・冷却に大量の水が必要になり、排水が海水温の上昇に繋がる。

☆風力発電
 〇メリット
  ・自然エネルギーであり、再生可能である。CO2の排出がない。
  ・小規模分散型であれば、事故や災害時に影響を受け難くなる。
 ●デメリット
  ・天候に左右され、風が吹かないと発電しない。
  ・安定供給をさせ難い。

☆太陽光発電
 〇メリット
  ・自然エネルギーであり、再生可能である。CO2の排出がない。
  ・バッテリーに蓄電しやすい。
 ●デメリット
  ・天候に左右され、晴れていないと発電能力が落ちる。
  ・一般住宅に設置するにはコストが高い。

特許『特開2013-011269』

重力発電の研究を進めるうえで、基礎となる部分の特許を取得しています。それが、『特開2014-214738』になります。詳細については、検索をして頂ければわかりますので、簡単に説明をします。

 

<基本動作>

1.2本のレールの上端から発電部がそれぞれレール上を転がってくる。

2.発電部がレールの下端に到達したら本体レールをモーターで1回転させ、本体レールの上端と下端を入れ替える。

3.本体レールの上端と下端が入れ替わるので、再度発電部がレール上を転がる。

4.1~3を繰り返す。

 

<特徴>

・発電部分がレールを転がることにより、直接回転エネルギーを発電機の動力とすることができる。

・本体レールの上端と下端を入れ替えるために、シーソーのように直接上下させるのではなく、回転させることで、上端と下端を入れ替えている。これにより、モーターにかかる負荷を軽減させている。

・発電部が本体レールの下端へ到達した際に発生する衝撃力を利用して、下端にある液体をもう1本のレールの上端に移すことで、さらにモーターの負荷を軽減させている。

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